日程の追記・訂正(2026年10月25日):RPT Grand Finalは11月30日〜12月11日と12月2〜15日の異なる日程が掲載されています。今回の確認では主催者の現行発表と照合できず、日付の変更・延期は断定していません。

【2026年版】ベトナム ポーカー遠征ガイド|ホーチミン・ハノイ・ダナン・フーコック完全攻略

情報確認日: 2026年8月15日

🧭 ベトナム ポーカー|目的別ガイド

■ ベトナム ポーカー遠征 — この記事でわかること

  • 【最重要】ベトナムのポーカー法制 — なぜ市中クラブでキャッシュが打てないのか、摘発リスクの実態
  • 主要ポーカー会場の比較(ホーチミン Pro Poker / ハノイのクラブ群 / Hoiana / Corona フーコック / Ho Tram)
  • 対人キャッシュを目的にする場合の確認ポイント — ゲームの種類・開催日・受付場所
  • 2026年の主要トーナメント(USOP / RPT / VPT)
  • 渡航・滞在ガイド(フライト・両替・SIM・45日ビザ免除・現金申告)
  • 治安・安全対策と、1週間遠征の総費用・他アジア拠点との比較
ベトナム・ハロン湾の絶景。2026年にUSOP Vietnamが開催された地域
世界遺産ハロン湾。2026年8月27日〜9月9日に、この地のInterContinentalでUSOP Vietnam Ha Long IIが開催された。 写真: Thomas Hirsch / CC BY-SA 3.0(Wikimedia Commons)

なぜ今、ベトナムなのか

結論から言えば、ベトナムは「マニラの代わり」ではなく「マニラとは性格の違う遠征先」だ。マニラが24時間ソフトなキャッシュゲームを長時間グラインドできる拠点なのに対し、ベトナムの強みは別のところにある。

魅力は「東南アジア最安級の物価 × マニラより安心できる治安 × 大型トーナメント+ビーチリゾートの両取り」の3点だ。食事・宿・移動は東京の1/3〜1/5。銃規制が厳しく、マニラで報告されるような武装強盗・睡眠薬強盗のリスクは大幅に低い。2026年8月27日〜9月9日には、ハロン湾のInterContinentalでUSOP Vietnam Ha Long IIが開催された。

⚠️ ただし最初に知っておくべきこと — ベトナムでは市中ポーカークラブでの「キャッシュ(リング)ゲーム」は法律上禁止です。市中のクラブは「マインドスポーツ(頭脳スポーツ)」の建付けでトーナメント専門として運営されており、合法的なキャッシュを打てるのは一部の認可カジノに限られます。「$1/$2あります」という案内に安易に乗ると、摘発・罰金・国外退去のリスクがあります。詳しくは次章で必ず確認してください。

1/3〜1/5
生活費(東京比)
45日
ビザ免除滞在
8/27〜9/9
USOP Vietnam Ha Long II
終了
約6h
東京から直行便
※フーコックは乗継

※本記事の為替前提(2026年5月実勢): 1 USD ≈ 26,300 VND / 1万円 ≈ 約165万 VND(1ドン≈0.006円)。目安として 100万VND ≈ 約6,000円(約38ドル)。レートは変動が大きいため、渡航前に必ず再確認してください。

⚖️ 【最重要】ベトナムのポーカー法制 — まず読んでください

ベトナム遠征で最初に理解すべきは、「ポーカーをどこで・どう打つと合法/違法なのか」という点だ。ここを誤解すると遠征そのものが台無しになりかねない。

  • 市中クラブ=トーナメント専門: ホーチミンやハノイの「ポーカークラブ」は、ベトナム・ブリッジ&ポーカー連盟が所管する「マインドスポーツ」の建付けで、会員制・参加費(バイイン)方式のトーナメント(MTT)のみ合法運営されている。
  • 市中クラブのキャッシュ(リング)は違法: 認可カジノ以外でのキャッシュゲームは賭博罪にあたる。
  • リゾートのカジノと対人ポーカーは別に確認: The Grand Ho Tram / Hoiana / Corona(フーコック)へ対人ポーカー目的で訪れる場合は、希望日のゲーム開催と受付場所を施設へ確認してください。
  • 多くのカジノは外国人専用: 入場にはパスポート原本が必須(外国人は入出国スタンプ付き)。法的な入場年齢は21歳以上(Decree 03/2017)。
  • 賞金に約10%の源泉税: トーナメント賞金には現地で約10%が課される(1取引1,000万VND超の超過分が対象)。

つまり日本人遠征者の選択肢は、大きく2系統に分かれる。

系統 打てるもの 代表的な場所 入場
(A) 都市部クラブトーナメント(MTT)のみホーチミン(Pro Poker等)/ ハノイ(Royal・Crown等)パスポート+会員登録
(B) リゾートカジノ対人ポーカーは大会・開催日を確認Ho Tram / Corona フーコック / Hoianaパスポート(外国人専用が多い・21歳以上)

⚠️ ポーカークラブの摘発リスク(実例)

「マインドスポーツを装った賭博」として摘発された事例(外国人も拘束対象)

  • 2026年4月10日: ダナンの5つ星 Wyndham Soleil Danang 2階「Bridge & Poker Sports Club」を摘発。「練習トーナメント」名目で1人300〜340万VNDを徴収、摘発時に86名が賭博中。中国人2名・ベトナム人2名を拘束、ポーカーテーブル21台・携帯100台超を押収。
  • 2026年3月1日: ニャチャンの Sheraton 地下のクラブで外国人13名がポーカーで再摘発(3,500ドル押収)。同所は2023年4月にも摘発済み。
  • 2019〜2022年: ホーチミンで韓国人主導の私設ポーカー店が複数摘発(外国人を含む多数を拘束)。

→ 「会員制マインドスポーツ=合法」に見える店でも、実態がキャッシュや高額参加費だと一斉摘発の対象になり得ます。外国人プレイヤーも現に拘束・押収・国外退去の対象になっています。参加前に、合法トーナメントとして運営されているか・営業実態を必ず確認してください。

刑法上、認可カジノ外でのキャッシュは賭博罪として段階的に処罰され、規模が大きい場合は実刑+罰金、外国人は最低でも罰金+国外退去となり得る。「日本のアミューズメントの感覚で私設の現金ゲームに入る」ことだけは絶対に避けたい。

主要ポーカー会場 完全比較

前章のとおり、会場は(A) 都市部クラブ(MTT専門)と(B) リゾートのカジノ・大会会場に分かれる。まずは一覧で全体像をつかもう。

施設都市種別メイン卓数初心者度
Pro Poker Clubホーチミン(D3)MTTのみDeepStack 1.2M VND〜・レーキ20%約16★★★★☆
Saigon Poker Clubホーチミン(D3)主にMTTバイイン 720k〜50M+ VND—★★★★☆
Royal Poker ClubハノイMTTのみRPT本拠・年4回34★★★★☆
Crown Poker ClubハノイMTTのみWPT/USOP会場30★★★★☆
Grand Loyal Poker ClubハノイMTTのみGLPC Championship—★★★★☆
The Grand Ho Tramホーチミン市・Ho Tram(旧バリア・ブンタウ省)カジノ併設リゾート対人NLH/PLOの開催・レートは希望日を指定して施設へ確認
Corona Resort & Casinoフーコック島大会開催実績あり2024年APT開催地
Hoiana Resort & Golfダナン市・Duy Nghia大会開催実績あり2023年Triton開催地
※ 2026年5月時点。USD換算は約26,300 VND/USDで概算。各施設の詳細は下記参照。

ホーチミン(サイゴン)— MTTの中心地

ホーチミン市(サイゴン)のサイゴン川と高層ビル群
ホーチミン(サイゴン)。Pro Poker Club・Saigon Poker Club などMTTの中心地で、主要クラブは3区に集まる。 写真: Diego Delso / CC BY-SA 3.0(Wikimedia Commons)
  • Pro Poker Club(147-149 Truong Dinh, District 3)— ベトナム最大級の国際MTT会場。ラスベガス風で清潔、ディーリングの評価も高い。デイリーDeepStack(1.2M VND=約7,000円)から参加でき初心者にも入りやすい。全トーナメントのレーキ20%はやや高め。法律上キャッシュは提供していない(過去にキャッシュがあったという古い情報に注意)。日本語は不可、英語は大型シリーズ時ほど通じる。
  • Saigon Poker Club(280 Nam Ky Khoi Nghia, District 3)— モダンな5つ星水準の会場でローカル中心。バイイン幅が広く初心者〜上級者まで対応。キャッシュ提供をうたう案内も見られるが、市中キャッシュは法的にグレーなため鵜呑みにしない。

ハノイ — ベトナムで最も格式の高いクラブ群

ハノイ旧市街のホアンキエム湖
ハノイ・ホアンキエム湖周辺。Royal・Crown・Grand Loyal などベトナム屈指のMTTクラブが集まる旧市街エリア。 写真: Vyacheslav Argenberg / CC BY 4.0(Wikimedia Commons)
  • Royal Poker Club(Dong Da区)— 34卓・ライブ配信卓・両替・マッサージ完備の大箱。RPT(Royal Poker Tour)の本拠。2026年Grand Finalの日程は、2026年10月25日時点で現行の公式発表との照合待ちです。スタッフが通訳対応で外国人歓迎。
  • Crown Poker Club(Dong Da区, NHS Center 7F)— 30卓・700m²。WPT Prime / USOP の会場で、ディーラー品質は東南アジア屈指、40カ国超の国際フィールド。
  • Grand Loyal Poker Club(Ba Dinh区, Grand Vista Hotel内)— 高級感ある内装でホテル一体型(プール・スパ)。GLPC Championship等を開催。
  • VSOP Poker Club(Viet Tower)— VSOP Championship・APT会場。ディープスタック構造。
  • いずれもキャッシュ不可・MTTのみ。主言語はベトナム語だが、国際大会では英語が広く通じる。

ダナン / ホイアン

ダナンのドラゴン橋(Dragon Bridge)
ダナンのドラゴン橋。近郊のHoianaは2023年のTriton Poker Series開催地。 写真: Person-with-No Name / CC BY 2.0(Wikimedia Commons)
  • Hoiana Resort & Golf(Duy Nghia Commune, Da Nang City)— ホイアン近郊のビーチリゾートで、2023年にはTriton Poker Seriesの会場となった。大会目的で訪れる場合は、参加する大会の公式案内で開催年・会場名を確認したい。
  • 補足: ダナンの大型ポーカーシリーズは近年 Dream Poker Da Nang / Furama / Wyndham Golden Bay など別会場に移っている。

フーコック島 — リゾートと国際大会開催地

フーコック島の白砂ビーチ
フーコック島のビーチ。Corona Resort & Casino は2024年APTの開催地。 写真: Elmschrat / CC0(Wikimedia Commons)
  • Corona Resort & Casino(Bai Dai, フーコック国際空港から車約1時間)— ベトナム初の自国民も合法入場可能なカジノ。外国人はパスポートで無料入場、ローカルは21歳以上・月収1,000万VND以上の証明+1日入場料100万VND(約38ドル)。2024年APTは館内のCorona Convention Centerで開催された。ビーチリゾート色が強く、初心者の遠征先として人気。

ブンタウ近郊(Ho Tram)

※ニャチャンはかつてキャッシュを打てるルームがあったが、現在は閉鎖や摘発で会場が不安定。遠征の主目的にはしにくい。

対人キャッシュを目的にする場合の確認ポイント

カジノの24時間営業や「Texas Hold’em」の掲載だけでは、プレイヤー同士のキャッシュゲームがその時間に開催されるとは限りません。CoronaのTexas Hold’emとHoianaのTexas Hold’Em Bonus Pokerは、ディーラー相手のゲームです。

対人NLH/PLOを希望する場合は、渡航前に開催日、開始時間、ブラインド、バイイン、レーキ、受付場所を施設に確認しましょう。大会は主催者の公式日程・会場案内を基準に予定を組んでください。

2026年 ベトナム トーナメントカレンダー

2026年のベトナムは大型シリーズが充実している。バイインはVND建てで、円安局面でも実勢で割安に感じられる(メイン25〜30M VND ≈ 約15〜18万円)。賞金には現地で約10%の源泉税がかかる点に注意。

時期 シリーズ 会場 保証額(USOP Ha Long IIはメイン、他は総額) メインバイイン
3/19-30RPT Championship IIハノイ / Royal Poker Club52.4B VND22M VND(約13万円)
5/6-18VPT Championship IIIフーコック / Corona66B VND28M VND(約17万円)
5/19-6/1USOP Vietnam(ハロン湾)✅完了ハロン湾 / InterContinental120B VND30M VND(約18万円)
6/3〜16RPT Championship III(終了)ハノイ / Royal Poker Club開催時の公式大会案内
8/27〜9/9USOP Vietnam Ha Long II(終了)InterContinental Halong Bay Resortメイン30B VND30M VND
日程確認待ちRPT Championship V – Grand Finalハノイ / Royal Poker Club主催者の大会案内

ハノイの過去大会は、2026年9月のRPT Championship IVと8月のQPC Autumn Hanoiの開催記録も参照できます。

USOP Ha Long IIの日程・会場・メイン参加費と保証額は主催者公式案内によります(2026年10月9日確認)。RPT Championship IIIの終了は主催者の案内で確認しています(2026年10月9日)。Grand Finalの日程は2026年10月25日時点で現行発表との再照合待ちです。その他の行は2026年8月15日時点の掲載情報です。訂正:以前のWPT Prime Vietnam「2026年5月開催」は誤りでした。大会参加前に各主催者の最新案内をご確認ください。

日本人の参加しやすさ

  • 言語: 大型フェス(USOP / WPT / VPT / RPT)は英語フィールド・英語スタッフ・英語配信あり。ベトナム語必須ではない。日本語サポートは基本なし。
  • サテライト: VPTは現地ライブサテライトでメイン予選が可能。WPT Prime / USOP はオンライン予選もある。
  • コスパ: メイン15〜18万円で保証額数十億VND級と、バイイン対保証の比率が良い。

渡航・滞在ガイド

フライト

直行便があるのはホーチミン(SGN)・ハノイ(HAN)・ダナン(DAD)の3都市。フーコック(PQC)への日本直行便は無く、ホーチミンやバンコク・仁川での乗り継ぎになる。

路線 直行 所要(往路) 主要キャリア
東京→ホーチミンあり約6時間ベトナム航空, ANA, JAL, VietJet
東京→ハノイあり約5時間40分ベトナム航空, ANA, JAL, VietJet
大阪→ホーチミン/ハノイあり約5時間〜5時間30分ベトナム航空, VietJet
大阪→ダナンあり(週4)約5時間台ベトナム航空
日本→フーコックなし乗継10時間超SGN/HAN/ICN/BKK経由
  • 料金目安(往復): 直行・通常期で約4〜6万円台、最安LCCで3万円台、フルキャリアで12万円〜。
  • 閑散期: 9〜11月(最安は9月)。繁忙期: 8月・年末年始・GW・テト(旧正月)。
  • 日本発LCCの直行はVietJetが中心(ZIPAIR・Peachはベトナム未就航)。

空港→中心部・会場

移動は配車アプリ(Grab / Xanh SM / Be)が必須。料金が事前確定でぼったくりを避けられる。空港出口の「タクシー!」という客引き(白タク)は無視すること。

都市 空港→中心部 Grab料金目安
ホーチミン(SGN)20〜30分(渋滞時45分)約8万〜12万VND
ハノイ(HAN)旧市街まで40〜50分約25万VND(約9.5ドル)
ダナン(DAD)市内10〜15分(近い)約4〜5ドル
フーコック(PQC)ズオンドン15〜25分タクシー12万〜15万VND。北部Corona方面は無料シャトルあり

両替・通信

両替

  • 基本通貨はVND。日本円から直接両替が可能(USD経由不要)。
  • レートは市中の専門両替所 > 銀行/ホテル > 空港の順で有利。空港は到着直後の少額のみ。
  • ホーチミンならドンコイ通り周辺の専門両替所が定番。大口は複数店に分散すると安全。
  • ATMはVND引き出し可(1回あたり手数料あり)。まとめて引き出すのがコツ。

通信(eSIM / SIM)

  • 最大手はViettel(4G/5Gのカバー率が高い)。次いでVinaphone・Mobifone。
  • 料金は観光向けで7〜30日 6万〜18万VND程度。到着空港のカウンターやeSIMで数分開通。
  • 地図・配車・配信・連絡用なら1日2〜3GB級で十分。

ビザ(日本人)

📘 日本国籍はビザ免除で最長45日間滞在可能(観光・ビジネス、2028年まで延長)。条件はパスポート残存6か月以上+白紙2ページ以上。以前あった「前回出国から30日空ける」再入国制限は撤廃済み。45日を超える場合は eVisa(公式ポータル evisa.gov.vn、最長90日)を利用。ポーカー遠征は通常ビザ不要です。eVisa申請は必ず公式サイトで(代行を装う詐欺サイトに注意)。

宿泊

都市/エリア エコノミー ハイクラス メモ
ホーチミン(1区。会場は3区で隣接)約5,000円〜約2万円〜1区〜3区はGrabで10〜15分
ハノイ(旧市街/ホアンキエム湖)約5,500円〜約1.5万円〜クラブは旧市街周辺に集中
ダナン(市中心/ミーケビーチ)約5,500円〜約1.4万円〜空港至近
フーコック(北部Corona併設)—カジノ併設リゾートカジノ直結・無料シャトル

バンクロール持ち込みの注意

  • ベトナム入出国: 現金USD 5,000 または VND 15,000,000 相当を超える場合は税関申告が必須(他通貨も合算)。怠ると没収・罰則のリスク。
  • 日本出入国: 現金100万円相当額を超える場合は日本税関へ申告(USD/VND/円の合算で判定)。
  • 大口は両替レシート・銀行明細など資金の出所証明を携行。全額を1か所に保管しない。

キャッシュ&トーナメント攻略

キャッシュゲームの参加前に

希望するゲームの開催と条件を渡航前に確認し、当日も受付で稼働卓とウェイティングを確認してください。

市中クラブのトーナメント

ホーチミン・ハノイの都市部クラブはMTT専門。デイリーは1M〜3M VND(約6,000円〜2万円)前後から参加でき、シリーズ時は世界中からプレイヤーが集まる。遠征のメインはこのトーナメントと割り切ると、ベトナムの強みが活きる。客層は富裕層ローカル(経営者・資産家層)に各国からの遠征客が混ざる構成だ。

⚠️ 治安・安全情報

ベトナムは銃規制が厳しく、マニラで報告されるような武装強盗・誘拐のリスクは基本的に想定されない。各種の渡航安全評価でも「通常の注意」レベルで、夜間でも比較的歩きやすい。ただし軽犯罪と「賭博がらみの摘発」には注意が必要だ。

守るべき安全ルール

  1. 私設の現金ポーカーには絶対に参加しない — 認可カジノ外のキャッシュは違法で、外国人も摘発・国外退去の対象。
  2. バイクひったくりに警戒 — バッグは車道と反対側に斜め掛け、歩きスマホ厳禁。多発エリアはホーチミンのグエンフエ・ドンコイ・ブイビエン通り。
  3. 昏睡強盗・美人局に注意 — バーで他人の奢りドリンクや、席を離れた飲み物は口にしない(特にブイビエン通り)。
  4. 移動はGrabか正規タクシー(Vinasun / Mai Linh)。白タク・メーター無し交渉は使わない。
  5. 両替は銀行/認可両替所で、その場で札を数える(宝石店・金行での両替は偽札・釣銭詐欺のリスク)。
  6. 賞金は現地で約10%課税。日本居住者は一時所得が年50万円を超える場合、翌年3/15までに確定申告(個別は税理士に相談)。
  7. パスポート・貴重品はホテルのセーフに。街歩きにはコピーを携行。

なお、まれにではあるが凶悪事件がゼロではない(2024年にホーチミンで日本人が巻き込まれた殺傷事件の例もある)。過度に恐れる必要はないが、繁華街の深夜単独行動は控えるのが無難だ。

費用まとめ|1週間の遠征にいくらかかる?

ベトナムは物価が日本の1/3〜1/5。バイインを除けば、1週間の遠征費用はマニラと同等〜やや安く収まる。

項目 節約 標準
航空券(往復・東京⇔ホーチミン)¥30,000¥60,000
ホテル7泊¥35,000¥105,000
食事7日¥10,000¥30,000
交通+SIM¥6,000¥12,000
合計(バンクロール除く)約¥81,000約¥207,000

※フーコックや大型シリーズ時期は宿泊が高騰します。リゾート滞在を組み込む場合は別途加算してください。

ベトナム vs 他のアジアポーカー拠点

ベトナム マニラ 済州(韓国) カンボジア
常設キャッシュ希望日の対人ゲーム開催を施設に確認24時間・どこでも外国人のみ可合法
ゲームの柔らかさ会場・参加者により異なる★★★★★★★★★★★
生活費非常に安い安い高め安い
治安良好要注意良好中
日本から直行6h直行4h直行2.5h乗継
トーナメントUSOP/WPT/VPT/RPT 多数年間10+APT開催WPT開催

まとめると: 「毎日ソフトなキャッシュを長時間」ならマニラ、「安全・激安・大会+リゾートを両取り」ならベトナム、という住み分けになる。

📘 他の海外ポーカー遠征ガイド

まとめ|初めてのベトナム遠征チェックリスト

出発前

  • ☐ パスポート残存6か月以上+白紙2ページを確認(45日以内ならビザ不要)
  • ☐ 配車アプリ(Grab)をインストール&クレカ登録
  • ☐ eSIM/SIMを準備(Viettel等)
  • ☐ 狙う大会の日程・会場・サテライトを確認(USOP/VPT/RPT)
  • ☐ キャッシュ狙いなら、各施設へ希望日の対人NLH/PLO開催と条件を事前確認
  • ☐ バンクロールは現金申告基準(USD5,000/VND15M相当)を意識して準備

現地到着後

  • ☐ 空港ではGrab/Xanh SMを使う(白タクの客引きは無視)
  • ☐ 会場ではパスポート原本を提示して会員登録(21歳以上)
  • ☐ 私設の現金ポーカーには絶対に参加しない
  • ☐ バイクひったくり・昏睡強盗・両替詐欺に注意

ベトナムは「安全・激安・大会+リゾート」を両取りできる遠征先。キャッシュ中心ではなくトーナメントを軸に計画すると、その魅力を最大限に活かせる。

本記事の基本情報は2026年8月15日時点、USOP Ha Long IIとHoiana・Corona・Ho Tramの上記案内は2026年10月9日に更新しています。トーナメント日程・ステークス・各施設の稼働状況・法規制・為替は変動します。渡航前に各会場の公式サイト・SNSや在ベトナム日本国大使館の安全情報で最新情報をご確認ください。

KEN(@syeidin)

KEN (@syeidin)

東京在住、2020年からポーカー開始。アジア各地のカジノ・ポーカールームで実プレイし、海外ポーカー遠征の情報を発信。本ガイドは各施設の公式情報・英語/ベトナム語の一次ソース・現地プレイヤーの体験談を横断調査してまとめています。趣味でポーカーを楽しむ人、海外でポーカーを打ちたい人を増やしたく本ブログを運営中。

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初めての海外ポーカー遠征では「現地のマナーが分からない」「何を持っていけばいいか不安」という声が多く聞かれます。出発前に以下の2記事もぜひご覧ください。

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KEN

リサーチ・執筆

海外遠征9都市・国内145店舗・アジア130大会を全量調査ベースで継続取材。一次ソースと現地確認に基づく情報のみを掲載しています。編集方針・著者プロフィール

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