ベトナム ポーカー遠征ガイド2026|ホーチミン・ハノイ・ダナン・フーコック完全攻略

ベトナム ポーカー遠征ガイド2026|ホーチミン・ハノイ・ダナン・フーコック完全攻略 店舗・施設ガイド
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【2026年版】ベトナム ポーカー遠征ガイド|ホーチミン・ハノイ・ダナン・フーコック完全攻略

最終更新: 2026年5月31日
調査方法: SoMuchPoker・PokerAtlas・PokerNews・Hendon Mob・VnExpress・PwC Tax Summaries・各施設公式/SNS・ベトナム政府/法令・現地プレイヤーの体験談など英語・ベトナム語・日本語の一次ソースを横断調査

🧭 ベトナム ポーカー|目的別ガイド

■ ベトナム ポーカー遠征 — この記事でわかること

  • 【最重要】ベトナムのポーカー法制 — なぜ市中クラブでキャッシュが打てないのか、摘発リスクの実態
  • 主要ポーカー会場の比較(ホーチミン Pro Poker / ハノイのクラブ群 / Hoiana / Corona フーコック / Ho Tram)
  • 認可カジノのキャッシュは「毎日ふらっと」打てるのか — 稼働頻度と客層のリアル
  • 2026年の主要トーナメント(USOP / RPT / VPT / WPT Prime)
  • 渡航・滞在ガイド(フライト・両替・SIM・45日ビザ免除・現金申告)
  • 治安・安全対策と、1週間遠征の総費用・他アジア拠点との比較
ベトナム・ハロン湾の絶景。2026年はこの地でベトナム最大級のシリーズUSOPが開催される
世界遺産ハロン湾。2026年はこの地のInterContinentalでベトナム最大級のUSOP(総保証最大160億VND)が開催される。 写真: Thomas Hirsch / CC BY-SA 3.0(Wikimedia Commons)

なぜ今、ベトナムなのか

結論から言えば、ベトナムは「マニラの代わり」ではなく「マニラとは性格の違う遠征先」だ。マニラが24時間ソフトなキャッシュゲームを長時間グラインドできる拠点なのに対し、ベトナムの強みは別のところにある。

魅力は「東南アジア最安級の物価 × マニラより安心できる治安 × 大型トーナメント+ビーチリゾートの両取り」の3点だ。食事・宿・移動は東京の1/3〜1/5。銃規制が厳しく、マニラで報告されるような武装強盗・睡眠薬強盗のリスクは大幅に低い。そして2026年はハロン湾のUSOP(総保証最大160億VND)、フーコックのVPT、ハノイのWPT Prime/RPTなど、保証額数十億VND級のシリーズが目白押しだ。

⚠️ ただし最初に知っておくべきこと — ベトナムでは市中ポーカークラブでの「キャッシュ(リング)ゲーム」は法律上禁止です。市中のクラブは「マインドスポーツ(頭脳スポーツ)」の建付けでトーナメント専門として運営されており、合法的なキャッシュを打てるのは一部の認可カジノに限られます。「$1/$2あります」という案内に安易に乗ると、摘発・罰金・国外退去のリスクがあります。詳しくは次章で必ず確認してください。

1/3〜1/5
生活費(東京比)
45日
ビザ免除滞在
160億VND
USOP最大保証
※10月ハロン湾
約6h
東京から直行便
※フーコックは乗継

※本記事の為替前提(2026年5月実勢): 1 USD ≈ 26,300 VND / 1万円 ≈ 約165万 VND(1ドン≈0.006円)。目安として 100万VND ≈ 約6,000円(約38ドル)。レートは変動が大きいため、渡航前に必ず再確認してください。

⚖️ 【最重要】ベトナムのポーカー法制 — まず読んでください

ベトナム遠征で最初に理解すべきは、「ポーカーをどこで・どう打つと合法/違法なのか」という点だ。ここを誤解すると遠征そのものが台無しになりかねない。

  • 市中クラブ=トーナメント専門: ホーチミンやハノイの「ポーカークラブ」は、ベトナム・ブリッジ&ポーカー連盟が所管する「マインドスポーツ」の建付けで、会員制・参加費(バイイン)方式のトーナメント(MTT)のみ合法運営されている。
  • 市中クラブのキャッシュ(リング)は違法: 認可カジノ以外でのキャッシュゲームは賭博罪にあたる。
  • 合法キャッシュは認可カジノだけ: リングゲームを合法的に打てるのは The Grand Ho Tram / Hoiana / Corona(フーコック) などライセンスを持つ統合型リゾートカジノに限られる。
  • 多くのカジノは外国人専用: 入場にはパスポート原本が必須(外国人は入出国スタンプ付き)。法的な入場年齢は21歳以上(Decree 03/2017)。
  • 賞金に約10%の源泉税: トーナメント賞金には現地で約10%が課される(1取引1,000万VND超の超過分が対象)。

つまり日本人遠征者の選択肢は、大きく2系統に分かれる。

系統 打てるもの 代表的な場所 入場
(A) 都市部クラブトーナメント(MTT)のみホーチミン(Pro Poker等)/ ハノイ(Royal・Crown等)パスポート+会員登録
(B) リゾートカジノ合法キャッシュ+MTTHo Tram / Corona フーコック / Hoianaパスポート(外国人専用が多い・21歳以上)

⚠️ ポーカークラブの摘発リスク(実例)

「マインドスポーツを装った賭博」として摘発された事例(外国人も拘束対象)

  • 2026年4月10日: ダナンの5つ星 Wyndham Soleil Danang 2階「Bridge & Poker Sports Club」を摘発。「練習トーナメント」名目で1人300〜340万VNDを徴収、摘発時に86名が賭博中。中国人2名・ベトナム人2名を拘束、ポーカーテーブル21台・携帯100台超を押収。
  • 2026年3月1日: ニャチャンの Sheraton 地下のクラブで外国人13名がポーカーで再摘発(3,500ドル押収)。同所は2023年4月にも摘発済み。
  • 2019〜2022年: ホーチミンで韓国人主導の私設ポーカー店が複数摘発(外国人を含む多数を拘束)。

「会員制マインドスポーツ=合法」に見える店でも、実態がキャッシュや高額参加費だと一斉摘発の対象になり得ます。外国人プレイヤーも現に拘束・押収・国外退去の対象になっています。参加前に、合法トーナメントとして運営されているか・営業実態を必ず確認してください。

刑法上、認可カジノ外でのキャッシュは賭博罪として段階的に処罰され、規模が大きい場合は実刑+罰金、外国人は最低でも罰金+国外退去となり得る。「日本のアミューズメントの感覚で私設の現金ゲームに入る」ことだけは絶対に避けたい。

主要ポーカー会場 完全比較

前章のとおり、会場は(A) 都市部クラブ(MTT専門)(B) リゾートカジノ(キャッシュ+MTT)に分かれる。まずは一覧で全体像をつかもう。

施設都市種別メイン卓数初心者度
Pro Poker Clubホーチミン(D3)MTTのみDeepStack 1.2M VND〜・レーキ20%約16★★★★☆
Saigon Poker Clubホーチミン(D3)主にMTTバイイン 720k〜50M+ VND★★★★☆
Royal Poker ClubハノイMTTのみRPT本拠・年4回34★★★★☆
Crown Poker ClubハノイMTTのみWPT/USOP会場30★★★★☆
Grand Loyal Poker ClubハノイMTTのみGLPC Championship★★★★☆
The Grand Ho Tramブンタウ省キャッシュ+MTT$1/2・週末$2/5 NLH/PLO約2(常設)★★★☆☆
Corona Resort & Casinoフーコック島キャッシュ+MTTVPT本拠・LUK Poker Room大会時100+★★★☆☆
Hoiana Resort & Golfダナン/ホイアンキャッシュ+MTTTriton/Poker Dream/U Series会場★★★☆☆
Crown International Clubダナン名目キャッシュ+MTT実質ライブポーカーなし(後述)★☆☆☆☆
※ 2026年5月時点。USD換算は約26,300 VND/USDで概算。各施設の詳細は下記参照。

ホーチミン(サイゴン)— MTTの中心地

ホーチミン市(サイゴン)のサイゴン川と高層ビル群
ホーチミン(サイゴン)。Pro Poker Club・Saigon Poker Club などMTTの中心地で、主要クラブは3区に集まる。 写真: Diego Delso / CC BY-SA 3.0(Wikimedia Commons)
  • Pro Poker Club(147-149 Truong Dinh, District 3)— ベトナム最大級の国際MTT会場。ラスベガス風で清潔、ディーリングの評価も高い。デイリーDeepStack(1.2M VND=約7,000円)から参加でき初心者にも入りやすい。全トーナメントのレーキ20%はやや高め。法律上キャッシュは提供していない(過去にキャッシュがあったという古い情報に注意)。日本語は不可、英語は大型シリーズ時ほど通じる。
  • Saigon Poker Club(280 Nam Ky Khoi Nghia, District 3)— モダンな5つ星水準の会場でローカル中心。バイイン幅が広く初心者〜上級者まで対応。キャッシュ提供をうたう案内も見られるが、市中キャッシュは法的にグレーなため鵜呑みにしない。

ハノイ — ベトナムで最も格式の高いクラブ群

ハノイ旧市街のホアンキエム湖
ハノイ・ホアンキエム湖周辺。Royal・Crown・Grand Loyal などベトナム屈指のMTTクラブが集まる旧市街エリア。 写真: Vyacheslav Argenberg / CC BY 4.0(Wikimedia Commons)
  • Royal Poker Club(Dong Da区)— 34卓・ライブ配信卓・両替・マッサージ完備の大箱。RPT(Royal Poker Tour)の本拠で2026年は3月/6月/9月/12月の年4回。スタッフが通訳対応で外国人歓迎。
  • Crown Poker Club(Dong Da区, NHS Center 7F)— 30卓・700m²。WPT Prime / USOP の会場で、ディーラー品質は東南アジア屈指、40カ国超の国際フィールド。
  • Grand Loyal Poker Club(Ba Dinh区, Grand Vista Hotel内)— 高級感ある内装でホテル一体型(プール・スパ)。GLPC Championship等を開催。
  • VSOP Poker Club(Viet Tower)— VSOP Championship・APT会場。ディープスタック構造。
  • いずれもキャッシュ不可・MTTのみ。主言語はベトナム語だが、国際大会では英語が広く通じる。

ダナン / ホイアン

ダナンのドラゴン橋(Dragon Bridge)
ダナンのドラゴン橋。近郊のHoianaは2026年にTriton・Poker Dream・U Seriesのトップ会場となる。 写真: Person-with-No Name / CC BY 2.0(Wikimedia Commons)
  • Hoiana Resort & Golf(Quang Nam, ダナン空港から車約45分)— 4kmビーチ+ゴルフの最高級リゾート。2026年は Triton・Poker Dream Vietnam・U Series など大型シリーズのトップ会場。外国人専用・21歳以上・パスポート必須。常設の対人ポーカーの実態は後述。
  • Crown International Club(Crowne Plaza Danang内)— 外国人専用カジノ。$1/2〜$50/100の表記はあるが、実態は電子テーブルとスロット中心でライブポーカーは実質稼働していない(後述)。ポーカー目的では推奨しない。
  • 補足: ダナンの大型ポーカーシリーズは近年 Dream Poker Da Nang / Furama / Wyndham Golden Bay など別会場に移っている。

フーコック島 — リゾート+唯一のローカル可カジノ

フーコック島の白砂ビーチ
フーコック島のビーチ。Corona Resort & Casino はベトナム初の自国民も合法入場可能なカジノで、VPT(Vietnam Poker Tour)の本拠。 写真: Elmschrat / CC0(Wikimedia Commons)
  • Corona Resort & Casino(Bai Dai, フーコック国際空港から車約1時間)— ベトナム初の自国民も合法入場可能なカジノ。外国人はパスポートで無料入場、ローカルは21歳以上・月収1,000万VND以上の証明+1日入場料100万VND(約38ドル)。VPT(Vietnam Poker Tour)の本拠で、館内ポーカー枠は「LUK Poker Room」。ビーチリゾート色が強く、初心者の遠征先として人気。

ブンタウ近郊(Ho Tram)

  • The Grand Ho Tram Strip(Ba Ria-Vung Tau、HCMCから約120km・車2時間)— ベトナム初の「ラスベガス型」統合リゾートで、地域唯一の常設国際水準ポーカールーム。$1/2、週末は$2/5のNLH/PLO。D1・D7から無料シャトルあり。2026年初に自国民へ開放(5年パイロット)し、賭けをUSDからVND建てへ移行

※ニャチャンはかつてキャッシュを打てるルームがあったが、現在は閉鎖や摘発で会場が不安定。遠征の主目的にはしにくい。

認可カジノのキャッシュは「毎日ふらっと」打てるのか

ここがマニラとの決定的な違いであり、遠征前に必ず知っておくべき点だ。結論から言うと——

ベトナムは本質的に「トーナメント/シリーズ遠征先」であり、マニラのような24時間ソフトキャッシュを毎日グラインドする拠点ではありません。 合法キャッシュは存在しますが、週末やシリーズ開催に依存して薄く、卓は在住外国人・遠征プロや中韓VIP寄りで堅めになりがちです。平日にキャッシュを狙うなら、渡航前に各施設へ直接(SNS・電話)卓状況を確認するのが鉄則です。

施設 キャッシュ稼働頻度 客層
The Grand Ho Tram常設ルームはあるが確実に立つのは主に週末($1/2、週末$2/5)。平日稼働・デイリーMTTは要確認。問い合わせベースで卓を立てる運用。在住外国人+遠征プロ/セミプロ中心の堅めの卓。HCMCから車2時間で「週末1泊リゾート遠征」前提。
Corona フーコック(LUK Poker Room)常設キャッシュ枠はあるが、シリーズ(VPT/APT)中心で平日の卓稼働は不確実。シリーズ時は100卓超に拡大。シリーズ時は超国際的(2024 APTは47カ国)。中国系が強い。リゾート立地でレク比率高め・初心者歓迎。
Hoiana敷地内 “Dream Room”(対人ポーカー)が毎日14:00–02:00営業。ただし平常時の卓数・ステークスは要確認。本格稼働は大型シリーズ時。シリーズ時は超ハイローラー/国際プロ・中国系VIP中心でハイステークス色が濃い。
Crown ダナンライブポーカーは実質なし。中身はバカラ/BJ/スロット中心。$1/2〜$50/100の表記は過去シリーズ実績ベース。外国人専用で客の大半が中国系・韓国系。スタッフ対応・公正性・全面喫煙の評判が悪く非推奨

読み解き方: 「合法カジノでキャッシュも打てる」という一文を額面どおり受け取らないこと。確実に大きく打てるのはシリーズ開催期間であり、平日の常設キャッシュは薄い。リゾートでのんびりしつつ大会を狙う遠征には向くが、「毎日朝から晩までキャッシュを回す」スタイルならマニラの方が合っている。

2026年 ベトナム トーナメントカレンダー

2026年のベトナムは大型シリーズが充実している。バイインはVND建てで、円安局面でも実勢で割安に感じられる(メイン25〜30M VND ≈ 約15〜18万円)。賞金には現地で約10%の源泉税がかかる点に注意。

時期 シリーズ 会場 総保証 メインバイイン
3/19-30RPT Championship IIハノイ / Royal Poker Club52.4B VND22M VND(約13万円)
5/6-18VPT Championship IIIフーコック / Corona66B VND28M VND(約17万円)
5/19-30WPT Prime Vietnamハノイ / Crown Poker Club15B VND25M VND(約15万円)
5/19-6/1USOP Vietnam(ハロン湾)ハロン湾 / InterContinental120B VND30M VND(約18万円)
6/3-16RPT Championship IIIハノイ / Royal Poker Club未定TBA
8/27-9/9USOP Vietnam Seriesハロン湾 / InterContinental120B VNDTBA
10/22-11/4USOP Grand Championshipハロン湾 / InterContinental160B VND(史上最大)TBA
12/2-15RPT Grand Finalハノイ / Royal Poker Club未定TBA

※日程・保証額は2026年5月時点の暫定情報を含みます。最新は各シリーズ公式(SoMuchPoker等)でご確認ください。Triton Poker は2026年はベトナム開催の予定がありません(済州・モンテネグロ中心)。APTも2026年はベトナム開催なし。

日本人の参加しやすさ

  • 言語: 大型フェス(USOP / WPT / VPT / RPT)は英語フィールド・英語スタッフ・英語配信あり。ベトナム語必須ではない。日本語サポートは基本なし。
  • サテライト: VPTは現地ライブサテライトでメイン予選が可能。WPT Prime / USOP はオンライン予選もある。
  • コスパ: メイン15〜18万円で保証額数十億VND級と、バイイン対保証の比率が良い。

渡航・滞在ガイド

フライト

直行便があるのはホーチミン(SGN)・ハノイ(HAN)・ダナン(DAD)の3都市。フーコック(PQC)への日本直行便は無く、ホーチミンやバンコク・仁川での乗り継ぎになる。

路線 直行 所要(往路) 主要キャリア
東京→ホーチミンあり約6時間ベトナム航空, ANA, JAL, VietJet
東京→ハノイあり約5時間40分ベトナム航空, ANA, JAL, VietJet
大阪→ホーチミン/ハノイあり約5時間〜5時間30分ベトナム航空, VietJet
大阪→ダナンあり(週4)約5時間台ベトナム航空
日本→フーコックなし乗継10時間超SGN/HAN/ICN/BKK経由
  • 料金目安(往復): 直行・通常期で約4〜6万円台、最安LCCで3万円台、フルキャリアで12万円〜。
  • 閑散期: 9〜11月(最安は9月)。繁忙期: 8月・年末年始・GW・テト(旧正月)。
  • 日本発LCCの直行はVietJetが中心(ZIPAIR・Peachはベトナム未就航)。

空港→中心部・会場

移動は配車アプリ(Grab / Xanh SM / Be)が必須。料金が事前確定でぼったくりを避けられる。空港出口の「タクシー!」という客引き(白タク)は無視すること。

都市 空港→中心部 Grab料金目安
ホーチミン(SGN)20〜30分(渋滞時45分)約8万〜12万VND
ハノイ(HAN)旧市街まで40〜50分約25万VND(約9.5ドル)
ダナン(DAD)市内10〜15分(近い)約4〜5ドル
フーコック(PQC)ズオンドン15〜25分タクシー12万〜15万VND。北部Corona方面は無料シャトルあり

両替・通信

両替

  • 基本通貨はVND。日本円から直接両替が可能(USD経由不要)。
  • レートは市中の専門両替所 > 銀行/ホテル > 空港の順で有利。空港は到着直後の少額のみ。
  • ホーチミンならドンコイ通り周辺の専門両替所が定番。大口は複数店に分散すると安全。
  • ATMはVND引き出し可(1回あたり手数料あり)。まとめて引き出すのがコツ。

通信(eSIM / SIM)

  • 最大手はViettel(4G/5Gのカバー率が高い)。次いでVinaphone・Mobifone。
  • 料金は観光向けで7〜30日 6万〜18万VND程度。到着空港のカウンターやeSIMで数分開通。
  • 地図・配車・配信・連絡用なら1日2〜3GB級で十分。

ビザ(日本人)

📘 日本国籍はビザ免除で最長45日間滞在可能(観光・ビジネス、2028年まで延長)。条件はパスポート残存6か月以上+白紙2ページ以上。以前あった「前回出国から30日空ける」再入国制限は撤廃済み。45日を超える場合は eVisa(公式ポータル evisa.gov.vn、最長90日)を利用。ポーカー遠征は通常ビザ不要です。eVisa申請は必ず公式サイトで(代行を装う詐欺サイトに注意)。

宿泊

都市/エリア エコノミー ハイクラス メモ
ホーチミン(1区。会場は3区で隣接)約5,000円〜約2万円〜1区〜3区はGrabで10〜15分
ハノイ(旧市街/ホアンキエム湖)約5,500円〜約1.5万円〜クラブは旧市街周辺に集中
ダナン(市中心/ミーケビーチ)約5,500円〜約1.4万円〜空港至近
フーコック(北部Corona併設)カジノ併設リゾートカジノ直結・無料シャトル

バンクロール持ち込みの注意

  • ベトナム入出国: 現金USD 5,000 または VND 15,000,000 相当を超える場合は税関申告が必須(他通貨も合算)。怠ると没収・罰則のリスク。
  • 日本出入国: 現金100万円相当額を超える場合は日本税関へ申告(USD/VND/円の合算で判定)。
  • 大口は両替レシート・銀行明細など資金の出所証明を携行。全額を1か所に保管しない。

キャッシュ&トーナメント攻略

合法キャッシュ(カジノ)の客層と心構え

前述のとおり、Ho Tramやフーコックの合法キャッシュは在住外国人・遠征プロや中韓VIPが中心で、ステークスの割に卓は堅めになりやすい。最低$1/2と入口は低いが、「マニラのようなルーズパッシブの草大会」を期待すると面食らう。テーブルトークはベトナム語や中国語が中心になることもあり、非ネイティブには情報が読みにくい。明確なバリュー志向で、無理なブラフを減らすのが基本だ。

市中クラブのトーナメント

ホーチミン・ハノイの都市部クラブはMTT専門。デイリーは1M〜3M VND(約6,000円〜2万円)前後から参加でき、シリーズ時は世界中からプレイヤーが集まる。遠征のメインはこのトーナメントと割り切ると、ベトナムの強みが活きる。客層は富裕層ローカル(経営者・資産家層)に各国からの遠征客が混ざる構成だ。

⚠️ 治安・安全情報

ベトナムは銃規制が厳しく、マニラで報告されるような武装強盗・誘拐のリスクは基本的に想定されない。各種の渡航安全評価でも「通常の注意」レベルで、夜間でも比較的歩きやすい。ただし軽犯罪と「賭博がらみの摘発」には注意が必要だ。

守るべき安全ルール

  1. 私設の現金ポーカーには絶対に参加しない — 認可カジノ外のキャッシュは違法で、外国人も摘発・国外退去の対象。
  2. バイクひったくりに警戒 — バッグは車道と反対側に斜め掛け、歩きスマホ厳禁。多発エリアはホーチミンのグエンフエ・ドンコイ・ブイビエン通り。
  3. 昏睡強盗・美人局に注意 — バーで他人の奢りドリンクや、席を離れた飲み物は口にしない(特にブイビエン通り)。
  4. 移動はGrabか正規タクシー(Vinasun / Mai Linh)。白タク・メーター無し交渉は使わない。
  5. 両替は銀行/認可両替所で、その場で札を数える(宝石店・金行での両替は偽札・釣銭詐欺のリスク)。
  6. 賞金は現地で約10%課税。日本居住者は一時所得が年50万円を超える場合、翌年3/15までに確定申告(個別は税理士に相談)。
  7. パスポート・貴重品はホテルのセーフに。街歩きにはコピーを携行。

なお、まれにではあるが凶悪事件がゼロではない(2024年にホーチミンで日本人が巻き込まれた殺傷事件の例もある)。過度に恐れる必要はないが、繁華街の深夜単独行動は控えるのが無難だ。

費用まとめ|1週間の遠征にいくらかかる?

ベトナムは物価が日本の1/3〜1/5。バイインを除けば、1週間の遠征費用はマニラと同等〜やや安く収まる。

項目 節約 標準
航空券(往復・東京⇔ホーチミン)¥30,000¥60,000
ホテル7泊¥35,000¥105,000
食事7日¥10,000¥30,000
交通+SIM¥6,000¥12,000
合計(バンクロール除く)約¥81,000約¥207,000

※フーコックや大型シリーズ時期は宿泊が高騰します。リゾート滞在を組み込む場合は別途加算してください。

ベトナム vs 他のアジアポーカー拠点

ベトナム マニラ 済州(韓国) カンボジア
常設キャッシュカジノのみ・週末/シリーズ依存24時間・どこでも外国人のみ可合法
ゲームの柔らかさ★★★(堅め)★★★★★★★★★★★
生活費非常に安い安い高め安い
治安良好要注意良好
日本から直行6h直行4h直行2.5h乗継
トーナメントUSOP/WPT/VPT/RPT 多数年間10+APT開催WPT開催

まとめると: 「毎日ソフトなキャッシュを長時間」ならマニラ、「安全・激安・大会+リゾートを両取り」ならベトナム、という住み分けになる。

まとめ|初めてのベトナム遠征チェックリスト

出発前

  • ☐ パスポート残存6か月以上+白紙2ページを確認(45日以内ならビザ不要)
  • ☐ 配車アプリ(Grab)をインストール&クレカ登録
  • ☐ eSIM/SIMを準備(Viettel等)
  • ☐ 狙う大会の日程・会場・サテライトを確認(USOP/VPT/WPT Prime/RPT)
  • ☐ 平日キャッシュ狙いなら、各カジノのSNS/電話で卓状況を事前確認
  • ☐ バンクロールは現金申告基準(USD5,000/VND15M相当)を意識して準備

現地到着後

  • ☐ 空港ではGrab/Xanh SMを使う(白タクの客引きは無視)
  • ☐ 会場ではパスポート原本を提示して会員登録(21歳以上)
  • 私設の現金ポーカーには絶対に参加しない
  • ☐ バイクひったくり・昏睡強盗・両替詐欺に注意

ベトナムは「安全・激安・大会+リゾート」を両取りできる遠征先。キャッシュ中心ではなくトーナメントを軸に計画すると、その魅力を最大限に活かせる。

本記事の情報は2026年5月31日時点のものです。トーナメント日程・ステークス・各施設の稼働状況・法規制・為替は変動します。渡航前に各会場の公式サイト・SNSや在ベトナム日本国大使館の安全情報で最新情報をご確認ください。

KEN(@syeidin)

KEN (@syeidin)

東京在住、2020年からポーカー開始。アジア各地のカジノ・ポーカールームで実プレイし、海外ポーカー遠征の情報を発信。本ガイドは各施設の公式情報・英語/ベトナム語の一次ソース・現地プレイヤーの体験談を横断調査してまとめています。趣味でポーカーを楽しむ人、海外でポーカーを打ちたい人を増やしたく本ブログを運営中。

🏆 Hendon Mob 公式記録 | 💬 X: @syeidin | 👤 著者プロフィール

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