【2026年版】シンガポール ポーカー遠征ガイド|マリーナベイサンズとRWS、本当に打てるのはどっち?
最終更新: 2026年6月8日
調査方法: SoMuchPoker・PokerAtlas・GRA(シンガポール賭博規制庁)・IRAS・ICA・RWS/MBS公式・外務省海外安全情報等の公的/英語一次ソース + 現地渡航者の報告を横断調査
🧭 結論:シンガポールで対人ポーカーが打てるのはRWSだけ
- マリーナベイサンズ(MBS)にプレイヤー同士のポーカーはない — あるのは胴元と1対1で戦う固定オッズ系のみ。MBSは観光・宿泊・夜景のランドマークです。
- 本物のキャッシュゲームを打てるのはリゾート・ワールド・セントーサ(RWS/セントーサ島)の1施設だけ。この記事はそのRWSで実際にどう動くかを軸にまとめています。
本記事では、シンガポールで本当にポーカーを打てる場所、RWSのステークス・レーキ・卓数、MBSとの違い、必要なバンクロール、現地での動き方、空港からの行き方までを整理します。結論から言うと、シンガポールで対人ポーカーを打てるのはRWSのみ。MBSは観光・宿泊向けで、キャッシュゲームやトーナメント目的ではありません。
シンガポール ポーカー早見表 — まずここだけ押さえる
| 打てる場所 | Resorts World Sentosa(RWS)のみ |
| MBSで対人ポーカー | 不可(固定オッズの“ポーカー風ゲーム”のみ) |
| 主なゲーム | NLHE中心(PLOはオンデマンドで時々) |
| メインレート | SGD 5/10 〜 10/20(週末は25/50・50/100も) |
| レーキ | 5%・上限 SGD 60目安(国際標準ではやや高い) |
| 卓数 | 18〜20卓(2024年末の拡張後) |
| 営業 | 24時間・年中無休 |
| 入場 | 外国人はパスポート原本で無料(21歳以上) |
| 向いている人 | 予算に余裕があり、安全・清潔な環境で打ちたい人 |
| 向かない人 | 低ステークスで安く数多く打ちたい人(→マニラ向き) |
RWSで打てるゲーム・レート・レーキ・卓数
- 場所: セントーサ島(本土のHarbourFront/VivoCityからモノレールまたは徒歩で入島)
- テーブル数: 18〜20卓(2024年末の「RWS 2.0」拡張でキャパ約3倍に。待ち時間は大幅に解消)
- ゲーム: NLHE中心。PLOはオンデマンドで時々
- ステークス: SGD 10/20がメイン(バイイン SGD 800〜4,000)。オフピークに SGD 5/10。週末は SGD 25/50・50/100 も
- レーキ: 10/20で5%・上限 SGD 60(3BB)。国際標準ではやや高め
- 営業: 24時間・年中無休
- 運営: ディーラーは国際TDAルールに精通。専用のポーカー・チェックインデスクで受付
- ドレスコード: スマートカジュアル(サンダル・タンクトップ・短パン・ジム着不可)。21歳以上
バカラ卓からのリクリエーショナル客(クロスオーバー)も混じり、アジア屈指のダイナミックなアクションが立つ時間帯もあります。ただし最低ステークスが高く、レーキ上限SGD 60も効くため、長時間ダラダラ打つより、良い卓を選んで厚めのバリューで短時間集中、が基本方針になります。
RWSで打つ当日の流れ
- パスポート原本を持ってRWSカジノへ(外国人は入場無料・21歳以上)
- 入口で年齢・本人確認を受ける(コピー・写真は不可)
- ポーカールームまたはGenting Rewards Deskで稼働卓とウェイティングを確認
- 希望レート(例: 5/10)を伝えてウェイティングリストに入る
- 席が空いたらチップを購入して着席
- 卓が硬ければ無理に長居せず、時間帯を変える(テーブルセレクションが収支を左右)
※ 稼働卓・ウェイティング状況・定例トーナメントの有無は変動します。最新情報はRWS(+65 6577 8888 / Genting Rewards Desk +65 6577 8899)に直接確認するのが確実です。
💰 最低いくら持っていくべき?
- 旅費: 観光込み1週間で約25万〜45万円(航空券+ホテル+食事+移動)
- ポーカーの弾代: RWSで数セッション打つなら、別途SGD 3,000〜5,000(約37〜62万円)は見ておきたい(複数回バイイン耐性)
マニラのように数万円で気軽に試す場所ではありません。シンガポールは「高いが、安全・清潔・英語で打てる」遠征先です。
ステークス・バンクロール目安
| ステークス(SGD) | フルバイイン目安 | 推奨BR(20-30BI) | 円換算(約124円) |
|---|---|---|---|
| 5/10 | SGD 1,000 | SGD 20,000〜30,000 | 約248〜372万円 |
| 10/20 | SGD 800〜4,000 | (深め前提) | バイインだけで約10〜50万円 |
RWSは安くない。ゲームも甘くない
シンガポールに「マニラ感覚」で行くと、ほぼ確実に高く感じます。理由はシンプルです。
- 物価が高い — 生活費は東京より約69%高い(Expatistan)。宿・酒・移動費がマニラの数倍感覚
- 最低ステークスが高い — RWSの基本は SGD 5/10〜。マニラのような数百円バイインの卓はない
- ゲームがタフ寄り — レギュラー比率が高く、レーキも国際標準比で高め
- 本格ルームが実質1か所 — 卓・選択肢が限られる
シンガポールで勝つための4原則
- テーブルセレクションを最優先 — バカラからの流入が多い卓・時間帯を選ぶ
- 高レーキを前提に厚めのバリュー — 上限SGD 60は薄いエッジを削る。マージナルな勝負は避ける
- 短時間集中 — 良い卓に長居、悪い卓は早めに撤退。ダラダラ打たない
- 資金管理を厚めに — 最低ステークスが高いぶん、1セッションの変動額も大きい
「安く・ソフトに数を打つ」目的ならマニラやセブに分があります。シンガポールは「安全・清潔・英語・高級ロケーションで打ちたい上級者/予算に余裕のある層」向け、というのが正直な立ち位置です。
MBSはポーカー目的ではなく、観光目的で行く
マリーナベイサンズ(MBS)= ポーカー不可、でも観光価値は高い
「マリーナベイサンズでポーカー」というイメージは強いですが、MBSのポーカーは胴元と戦う“ポーカー風カジノゲーム”(Texas Hold’em Bonus、Three Card Poker等)。プレイヤー同士のキャッシュゲームやトーナメントはありません。それでも世界一有名なホテルの一つであり、シンガポール観光の中心。RWSで打ちつつ、MBSには観光・宿泊・夜景目的で立ち寄るのが王道の組み立てです。
トーナメント事情:大型シリーズ狙いなら不向き
結論、シンガポールは大型トーナメント目的で行く場所ではありません。陸上シンガポールで定期開催される大型国際シリーズは事実上なく、キャッシュゲームの街です。大型トーナメントを狙うなら、マニラ・済州・マカオを検討してください。
なぜシンガポールに大型トーナメントが来ないのか/唯一のSPC・APT発祥の話(タップで開く)
最大の理由は自国民・永住者に課される高額なカジノ入場税(1日 SGD 150/年間 SGD 3,000)と厳格な規制。これが地元プレイヤーの母数を細らせ、フィールド数が必要なトーナメントの集客を成立させにくくしています(外国人観光客に入場税はかかりませんが、地元の参加層が薄い)。大型ツアー(APT・WPT・Triton等)は主戦場をマカオ・マニラ・済州へ移しています。
シンガポールに関係する唯一の「シリーズ」は Singapore Poker Championships(SPC)ですが、本土の規制を合法的に回避するためシンガポール沖の公海を航行するクルーズ船 MV Aegean Paradise で開催されます(メインイベントも SGD 600 の大衆向け低バイイン)。なお豆知識として、Asian Poker Tour(APT)は2006年にシンガポール拠点の企業が創設し、第1回「APT Singapore 2006」では Tony G(Antanas Guoga)が優勝して US$451,700 を獲得しています(313エントリーは当時アジア最大規模)。その後APTはマカオ・マニラへ主戦場を移しました。
空港からRWSへの行き方
チャンギ空港(SIN)はアジア有数のハブ。MBSは空港至近ですが、RWSは「セントーサ島への入島」が一手間あります。
| 行き先 | 手段 | 時間 | 料金(SGD) |
|---|---|---|---|
| RWS(セントーサ島) | タクシー/Grab(横付け可) | 30-40分 | 35-65 +島入域2-6 |
| RWS | MRT+セントーサ・エクスプレス | 60-75分 | MRT 2-4 +モノレール4 |
| MBS(市街) | タクシー/Grab | 20-25分 | 26-46 +空港料金 |
セントーサ島への入島方法
| 手段 | 料金 | 特徴 |
|---|---|---|
| セントーサ・エクスプレス(モノレール) | 入島料 SGD 4(島内乗り放題) | VivoCity 3階発・7:00〜24:00。Waterfront駅がRWS直結。コスパ最良 |
| ボードウォーク(徒歩) | 無料・24時間 | VivoCity 1階から動く歩道付きで約10〜15分。荷物少なければ最安 |
| タクシー/Grab | 運賃+車両入域料(運賃内包) | ホテル車寄せまで横付け可。荷物が多い・深夜はこれが楽 |
| ケーブルカー | 往復 大人 SGD 35前後 | 景観目的向け |
入島後の島内移動(Sentosa Bus・Express・Beach Tram)は無料。コスパ最優先ならモノレール、最安なら徒歩、楽さ重視ならタクシー横付けが結論です。
ホテル・通信・決済
宿泊
シンガポールのホテルは総じて高額(同クラスで日本の1.5〜2倍が目安)。RWSのホテル構成は2025年に刷新され、旧Hard Rock Hotelは「The Laurus」へ置換されています。

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| カテゴリ | ホテル例 | 1泊目安(SGD) | メリット |
|---|---|---|---|
| RWS最上級 | The Laurus(全スイート) | 988〜 | RWS新フラッグシップ。打った後すぐ部屋へ |
| RWSミッド〜上 | Equarius / Hotel Michael / Hotel Ora | 235〜 | 島内・ポーカールームに近い |
| 観光ランドマーク | Marina Bay Sands(本体) | 448〜782〜 | 屋上インフィニティプール・夜景 |
| 節約(島外通い) | HarbourFront/VivoCity周辺 | 約193〜 | セントーサ最寄りの本土側。モノレールで通える |
通信 — ahamoがそのまま使える
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決済・両替・現金
- 為替: 1 SGD ≈ 124〜125円(2026年6月実勢。本記事は約124円換算。変動が大きいので渡航時に再確認)
- キャッシュレス先進国: カード/QR主流。ただしホーカー(屋台)は現金が便利。JCBは使える店が限定的なのでVisa/Master主体に
- 両替: 市中Money Changer(Mustafa周辺・各モール)がレート良好。空港両替はやや不利
- 現金申告: 入国時 2万SGD相当超の現金は到着72時間前までに電子申告(NP727)必須
シンガポール遠征で絶対にやらないこと
- VAPE・電子タバコを持ち込まない(所持自体が違法)
- カジノフロアで撮影しない(全面禁止・厳格に取締り)
- パスポート原本なしでカジノに行かない(コピー・写真は不可)
- 2万SGD相当超の現金を無申告で持ち込まない
- 現地でオンラインポーカーを打つ前提にしない(原則違法)
シンガポールは治安が世界最高水準に良い一方、ルール運用はかなり厳格です。ポーカー目的の旅行では、上の5点だけ事前に押さえておけば安心です(細かい法律・税金の詳細は下記の折りたたみに)。
法律・税金・入場ルールの詳細(タップで開く)
入場: 21歳以上。外国人はパスポート原本提示で無料。入場税(1日SGD 150/年間SGD 3,000)はシンガポール国民・永住者のみで、観光客には一切かからない(監督=GRA)。ドレスコードはスマートカジュアル。
麻薬: 極めて厳罰で死刑(絞首刑)もあり。所持・持込み厳禁。ポイ捨て初犯で最大SGD 1,000、信号無視初犯で最大SGD 500、チューインガムの持込みも禁止。外国人も同じ罰則で、退去強制・再入国禁止もあり得る。
ホームゲーム: Gambling Control Act 2022により「自宅・家族友人間・主催者がレーキを取らない」社交賭博は合法。これを外れた営利・常習の賭博は重く処罰。オンラインポーカーは原則違法(個人で最大SGD 10,000罰金または6ヶ月以下禁錮)。
税金: シンガポール側ではカジュアルプレイヤーの勝ち金は非課税。一方、日本居住者は帰国後に日本で課税対象となる可能性があり、申告要否は個別事情で異なるため税理士に相談を。
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費用まとめ|1週間の遠征にいくらかかる?
| 項目 | 節約 | 標準 | 贅沢 |
|---|---|---|---|
| 航空券(往復) | ¥50,000 | ¥90,000 | ¥180,000 |
| ホテル7泊 | ¥170,000 | ¥260,000 | ¥600,000 |
| 食事7日(ホーカー中心〜外食) | ¥25,000 | ¥60,000 | ¥150,000 |
| 交通+SIM+観光 | ¥15,000 | ¥30,000 | ¥60,000 |
| 合計(バンクロール除く) | 約¥260,000 | 約¥440,000 | 約¥990,000 |
※ 1 SGD≈124円換算・2026年6月の相場ベースの概算。ホーカーセンター(屋台)を使えば食費は SGD 3〜8/食に抑えられますが、宿・酒・タクシーが高く、トータルではマニラより明確に割高です。
シンガポール vs 他のアジアポーカー拠点
| シンガポール | マニラ | マカオ | 済州 | |
|---|---|---|---|---|
| ゲームの柔らかさ | ★★ | ★★★★★ | ★★ | ★★★ |
| 生活費 | 非常に高い | 安い | 高い | 中程度 |
| 治安 | 世界最高水準 | 要注意 | 良好 | 良好 |
| トーナメント | ほぼ無し | 年間10+ | 縮小中 | APT開催 |
| 日本から | 直行7h45m | 直行4h | 直行5h | 直行2.5h |
| 最低ステークス | SGD 5/10(高め) | PHP 10/20 | HKD 25/50 | — |
「ゲームで稼ぐ」ならマニラ、「安全・清潔・上質な体験」ならシンガポール。両取りを狙うなら、シンガポール観光+マニラ実戦の組み合わせ遠征も一案です。
シンガポール ポーカー よくある質問(FAQ)
Q1. マリーナベイサンズ(MBS)でポーカーは打てますか?
プレイヤー同士で戦う本来のポーカー(キャッシュ・トーナメント)は打てません。MBSにあるのは胴元と戦う固定オッズ系(Texas Hold’em Bonus、Three Card Poker等)のみです。シンガポールで本格的なポーカーを打てるのはリゾート・ワールド・セントーサ(RWS)の1施設のみです。MBSは観光・宿泊・夜景の目的地として楽しむのがおすすめです。
Q2. シンガポールのポーカーは初心者でも遊べますか?
遊べますが、最低ステークスがSGD 5/10〜と高めで、マニラのような数百円バイインの卓はありません。1セッションの変動額も大きいため、低リスクに体験したい方にはマニラやセブの方が向いています。シンガポールは予算に余裕がある方・安全で清潔な環境を最優先したい方向けです。
Q3. 外国人がカジノに入るのにお金はかかりますか?
かかりません。外国人観光客はパスポート原本を提示すれば入場無料です。1日SGD 150/年間SGD 3,000の入場税はシンガポール国民・永住者にのみ課されるもので、観光客には適用されません。入場は21歳以上、ドレスコードはスマートカジュアルです。
Q4. シンガポールに大型ポーカートーナメントはありますか?
Q5. RWSへの行き方は? セントーサ島には簡単に入れますか?
チャンギ空港からタクシー/Grabで約30〜40分、ホテル車寄せまで横付けできます。節約するなら本土側のHarbourFront/VivoCityまでMRTで行き、セントーサ・エクスプレス(モノレール、入島料SGD 4)またはボードウォーク(徒歩・無料)で入島します。島内の移動は無料です。
Q6. シンガポールで気をつけるべきことは?
VAPE・電子タバコの持込みは違法、カジノフロアの撮影は全面禁止、カジノにはパスポート原本が必要、2万SGD相当超の現金は要事前申告、オンラインポーカーは原則違法です。麻薬は死刑もある極めて厳しい罰則。治安は世界最高水準に良い一方、ルールは非常に厳格です。
📘 他の海外ポーカー遠征ガイド
まとめ|初めてのシンガポール遠征チェックリスト
出発前
- ☐ パスポート残存6ヶ月以上を確認
- ☐ SGアライバルカードを到着3日前以内に電子提出(必須)
- ☐ Grabアプリをインストール&クレカ登録
- ☐ ahamoのデータローミング設定(または現地SIM/eSIM)
- ☐ 電子タバコ・VAPEは絶対に持ち込まない
- ☐ バンクロールはSGD 3,000〜(2万SGD超は要事前申告)
現地到着後
- ☐ RWSはセントーサ・エクスプレス(SGD 4)または徒歩で入島
- ☐ カジノはパスポート原本を持参(外国人は入場無料・21歳以上)
- ☐ ポーカールーム/Genting Rewards Deskで稼働卓を確認しウェイティングへ
- ☐ カジノフロア内では撮影しない
- ☐ リクリエーショナル客の多い卓・時間帯を選ぶ(テーブルセレクション)
本記事の情報は2026年6月8日時点のものです。ステークス・入場税・トーナメント情報は変動するため、最新情報は各施設の公式サイト・GRA等でご確認ください。
KEN (@syeidin)
東京在住、2020年からポーカー開始。マニラ・マカオ・済州などアジア各地のIRカジノで実プレイ。本記事は、シンガポールで本格的なポーカーを打てる唯一の施設RWSと観光の主役MBSについて、SoMuchPoker・GRA・IRAS・ICA・RWS/MBS公式・外務省海外安全情報などの公的/一次ソースと現地渡航者の報告を横断調査してまとめたものです。「マリーナベイサンズで打てる」という誤解を解き、読者の期待値を正しく調整することを重視しています。
🏆 Hendon Mob 公式記録 | 💬 X: @syeidin | 👤 著者プロフィール
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